写真で見る、天井つっぱり本棚の組み立て方

バネの力で地震による転倒を防ぐ天井つっぱりラック。壁や柱に金具で固定する方法と違ってネジ留めの必要が無いので賃貸暮らしでは非常にありがたい存在です。また床から天井までスペースを有効に活用できるので、本やCDを大量に収納することができます。

さて、この天井つっぱりラック、2メートルを越す背の高いものですし天井の高さにあわせた調整が必要ですので、完成品は少なく組み立て式のものが多いと思いますが、「こういうの組み立てるのはちょっと苦手…」という方もいるかと思います。

写真:天井つっぱりラック(箱入り)
というわけで、実際に買ってみた。

今回は楽天市場のショップJAJAN−Rで、天井つっぱりラックTENの幅60cm・奥行17cmのものを購入しました。

写真:天井突っ張りラックの箱を開けたところ
箱を開けたところです。2個口のうち長いほうの箱には縦方向のパーツが、もうひとつの箱には棚板などの横方向のパーツとネジ類が入っていました。

写真:番号のつけられた棚板
パーツにはすべて番号が振られています。組み立て手順書を見ながら、パーツを間違えないようにして組み立てていきます。 組み立てに必要なものは、
■プラスドライバー
のみです。

ほかに、
■電動ドライバー
■脚立・踏み台
■広い場所
■手伝ってくれる人
があると、作業をスムーズに進めることができます。

写真:電動ドライバー
この天井突っ張りラックはネジ穴がきちんと開けてあるので普通のドライバーでも簡単に組み立てることができますが、電動ドライバーがあれば作業スピードが大幅にアップします。

また高いところの作業は脚立や踏み台を使うことをお勧めします。イスなどに乗って作業するのは不安定で危険ですし、設置後に高いところのものを出し入れするときにも頻繁に使うので、この機会にあわせて購入すると良いと思います。

広い場所は、具体的には2メートル四方(2畳プラスアルファ)くらいは必要。できれば3メートル四方を確保したいところです。荷物が届くまえに部屋を片付けておきましょう。

それでは、いよいよ組み立てです。

1. ボックス側板・ボックス天板を取り付ける

写真:ボックス側板・ボックス天板の取り付け
まずは上段BOXの組み立てです。側板は、細い溝があるほうが内側になります。向きに気をつけましょう。

2. ボックス背板を差し込み、ボックス地板を取り付ける

写真:ボックス背板・ボックス地板の取り付け
背板を天板の溝にうまくはめるのに少々難儀しました。組み立てた天板を少し持ち上げて、背板を裏から押してやるとうまく溝に入りました。
きっちり背板を差し込んでから、地板をボルトで取り付けます。

写真は横向きですが、左側の部分が設置時には下になります。

3. 天井固定金具をボックス天板に取り付ける

写真:天井固定金具の取り付け
天井突っ張り本棚の要、天井固定金具を取り付けます。ボックスの外側から金具を取り付け、ネジをひたすら回して金具が下がった状態にします。

ここでズボラをして金具が出っ張ったままにしておくと、あとで天井に深い傷を負わせるもとになるので気をつけましょう。

ここまでは、本体添付の説明書どおりの手順です。で、手順どおりだと、次にこのボックスに下段BOXの側板を取り付けるのですが…
【注意!!】以下の組み立て手順は、製品添付の組立取扱説明書の手順と一部異なります。この手順で組み立てたことにより事故などが生じても、筆者は責任を負いませんのでご了承ください。

4. 本体側板に固定棚を取り付ける

写真:固定棚の取り付け
さきほど組み立てた上段BOXはとりあえず安全な場所に置いておいて、下段BOXを組み立てていきます。

固定棚3枚は好きな位置に取り付けて良い…と説明書には書いてあるのですが、固定棚は固定なだけに場所をあとから変更するのが困難なので、下段に収納するもののサイズを考慮しながら慎重に決めましょう。

ちなみに、3枚のうち1枚は最下段に取り付けたほうが良いです。でないと、棚の下に謎の穴が空いてしまいます。

5. 幕板・本体側板を取り付ける

写真:幕板と側板の取り付け
下部BOXの蹴込み部分にあたる幕板(前面用と背面用の2枚)を側板の穴にしっかり差し込み、もう1枚の本体側板をボルトで固定します。上部BOXの背板のときと同様に、幕板もきちんと穴に差し込んでから側板を取り付けること。

6. 下段BOXを設置する

写真:下段BOXの設置
ここまでは寝かせた状態で組み立ててきましたが、ここからはいよいよBOXを立てて設置します。周囲にぶつけないよう気をつけなが下段BOXを立てて、設置する場所に移動させます。

ちなみに、説明書どおりの組み立て手順では先に上段BOXと下段BOXを結合してから設置するので、設置する場所と別の部屋で組み立てると背が高すぎて部屋から出せなくなったりして非常に悲しい思いをする可能性がありますので気をつけましょう。ここで紹介している方法であれば、上段BOXと下段BOXを別々に運ぶことができるので心配ありません。

7. 上段BOXを仮置きする

写真:上段BOXの仮置き
下段BOXのうえに上段BOXを載せます。いきなり固定は難しいので、ひとまず下段BOXの固定棚のうえに仮置き。

8. 上段BOXを取り付ける

写真:上段BOXの取り付け
最大の難関、上段BOXの取り付けです。

上段BOXを天井ぎりぎりまで持ち上げて、そこから上段BOXと下段BOXの取り付け穴が合う位置まで下げていってボルトで固定します。天井に無駄な空間をつくらないように、できるだけ高い位置で固定しましょう。

この作業は、1人でやるのは非常に困難です(不可能ではありませんが)。ほかの作業は1人でもできますが、上段BOXの設置だけはBOXを支える人とボルトを取り付ける人の2人体制でやることを強くオススメします。また脚立など安定した台に乗って作業しないと落下の危険があるので十分気をつけてください。

9. 天井固定板の取り付け

写真:天井固定板にスプリングを取り付ける
いよいよ天井突っ張りラックの天井つっぱり作業です。まずは天井固定板にスプリングを取り付けます。このスプリングでがっちり突っ張ってくれます。

写真:天井固定板を乗せた状態
天井固定板を上部BOXの上に乗せます。スプリングが金具の上部にきっちり収まるように乗せるのですが、もはや目視できる位置ではないので、手で触った感触で調整してやります。

写真:天井固定板が天井についた状態
天井固定金具をぐるぐると回して、固定板を持ち上げていきます。写真は、天井に届いたけど突っ張ってはいない状態。

このくらいの状態でラック全体がまっすぐに立つよう調整してから固定すると、美しく仕上がります。

写真:天井固定板が天井に突っ張っている状態
さらに天井固定金具をぐるぐると回して、しっかりと突っ張るようにします。

ひとつ上の写真と比べると金具の締まり具合がわかると思います(影の部分を見ると分かりやすいです)。

写真:天井固定金具のネジ山
天井固定金具にはプラスドライバーが合うようにネジ山がついているので、最後はドライバーでしっかり締めます。ただし締めすぎると天井を突き破る可能性があるので注意。ここは電動ドライバーは使わないほうが良いです。

写真:固定後の上段BOX
無事に上段BOXを取り付けることができました。ラック全体を揺すってみて、しっかり固定されていることを確認してください。また最後にネジ留め部分を締めなおしておくと良いでしょう。

これで組み立ては完了です。あとは可動棚を好きな高さに取り付けてください。可動棚はダボを差し込んで棚板をはめ込むだけなので、何度でもやり直して調整できます。

というわけで、完成しました。

写真:天井突っ張り本棚完成図-正面
幅60センチ、高さ2メートル数十センチの本棚の完成です。

…が、棚板が少なくて非常に寂しい状態になっています。標準でついてくる可動棚は上段BOX用2枚・下段BOX用2枚ですが、いずれも追加が欲しいところです。上段BOXについては、可動棚を2枚追加して5段BOXにすると文庫本がきっちり収まります。下段BOXは設置する部屋の天井高によって収納スペースの大きさが変わるのと固定棚の位置が動かせないのとで、なかなか思い通りにキレイに収めるのは難しいかもしれません。いろいろと試行錯誤してみてください。

組み立てに要した時間は、写真を撮りながらで約1時間30分。普通に組み立てれば、1時間ほどで組み立てることができると思います。

今回はオプションパーツは追加していませんが、前述の追加可動棚(上段BOX用・下段BOX用)のほかにも前面扉などが用意されています。また本体サイズも幅30cm・60cm・88cm、奥行き17cm・29cm・44cmと揃っていて、設置場所や収納するものに合わせて選択することができます。


■「天井つっぱりラックTEN」の購入は→
    楽天市場JAJAN−R
    Yahoo!ショッピングJAJAN-ANNEX


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