「てんきや」気象予報士への道

#6: 狙い目は大分?

気象予報士の資格を取ってもそれを生かせる仕事がなかなか無い、という話を聞きます。確かに民間気象事業者の数はたかだか50社足らずで、仮に各社が毎年2人ずつ求人を出したとしても、毎年400〜500名が試験に合格して新たな予報士が誕生している現状では競争率が高いのも仕方ないでしょう(合格者全員が気象事業者に就職するわけではないでしょうが)。またお天気キャスターなどを目指すにしても、もともと人気の高い職業ですから競争率が高くなるのはやはり避けられません。

■各都道府県の人口10万人あたりの気象予報士の数
気象予報士の人数…平成15年5月13日現在
各県の人口(推計値)…平成14年10月1日現在

人口(千人) 予報士(人) 人口10万人あたり
1.千葉県 5994  404 
6.7人
2.神奈川県 8625  475 
5.5人
3.東京都 12219  663 
5.4人
4.宮城県 2371  124 
5.2人
5.北海道 5670  284 
5.0人
全国 127435  4236 
3.3人
43.岡山県 1953  26 
1.3人
44.福井県 828  11 
1.3人
45.岩手都 1407  17 
1.2人
46.熊本県 1858  19 
1.0人
47.大分県 1219  10 
0.8人
それでも、できるだけ競争率の低いところへ行けば仕事が見つかるチャンスが広がる(かもしれない)。気象庁のホームページには、都道府県別の予報士数の最新データが掲載されていますが、人口の多い東京や神奈川で予報士の人数が多いのは当たり前。そこで、各県の人口に占める気象予報士の割合を計算してみました。

全国平均では気象予報士の人数は10万人あたり3.3人、つまり日本国民うちの約30000人に1人が気象予報士の資格を持っていることになります。なかなかレアな存在ですね。県別では、千葉県には全国平均の倍の密度で気象予報士が存在している計算になります。逆に大分県の「気象予報士密度」は全国平均の4分の1以下で、気象予報士の希少価値が特に高い県になっています(10人という数も47都道府県で最少です)。

これでお分かりでしょう。気象予報士として仕事をしたいあなた(特に千葉県民)、大分へ行きましょう。きっとチャンスをつかめるはず…なんですけどねー、理論的には。

(2003/5/20)
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