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By. key☆彡 [Profile] [Homepage] [Mail]

 「H2O」とは何か?と問わた場合、大抵の人は「水」と答えると思います。一部の人は「思い出がいっぱい♪」などと答えるのでしょうが、その場合、あらゆる事共に対して、狙い過ぎな傾向にあると思われるので、今後の展開に置いて、十分な注意が必要になってくると思われます。

 さて、あなたは、純粋な"H2O"を飲んだ事があるだろうか。それは、純水、あるいは超純水と言われる物で、チップ(LSI等)の洗浄などに使われたりします。洗浄と言う意味で混同されがちですが、消毒などに使われるH2O2(過酸化水素水)は、また別の物になります。過酸化水素水と言えば大げさに聞こえますが、オキシドールと言えば分かりやすいと思います。オキシドールに含まれるH2O2は3%程度ですが。還元剤として、過マンガン酸カリウム水溶液を脱色する働きもあり、主に漂白や殺菌剤として用いられます。また、酸化マンガンを触媒として、酸素を発生させる事も出来ます。ってのがH2O2。少し違うだけでだいぶ違いますね。H2Oのみの純水は、飲んでも害はありません。

 そこで、私はその真の「水」を、ひとくち飲んで見た事があります。その時に得た感想は、なんの味もしない液体が、喉を通って行った。でした。まさに、水の味がしない水。と言った物でありました。この先、第2次美味しい水ブームが到来したとしても、純水だけは飲み水として店頭に並ぶことは無いでしょう。

 ・・・なんか今回は、コラムのような物を書いてしまいました。

(1999.8.26)

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