正しい姿勢で座ることができるノルウェー生まれのイス、バランスチェア(BALANS CHAIR)。体の大きさに合わせて調整することで正しい姿勢を保つことができる、まさに「一生使える」イスです。
さて、このバランスチェア、成長に合わせて座る位置を組み変えるという商品の性質から組み立て式となっていますが、「こういうの組み立てるのはちょっと苦手…」という方もいるかと思います。
というわけで、実際に買ってみた。
今回は楽天市場のショップ、サカモトハウスで専用カバーとセットで購入しました。
バランスチェアにも高価なものから安いものまで色々あるようですが、今回はノルウェーのRYBO社のものを購入しました。
箱の中にはこのように収められています。かなりコンパクト。
箱の中身を出してみました。
パーツ類をすべて袋から出してみました。部品の数も少ないので、組み立てはそれほど手ごわくなさそうです。
日本語の説明書がついているので安心です。さっそく取扱説明書に従って組み立てましょう。
※注意! 専用カバーを一緒に注文した方は、ここで紹介している組み立て方にひととおり目を通してから作りはじめましょう。何も考えずに組み立てていくと、少しだけ悲しい目にあいます。
まずはクロスバー(脚の部分)の組み立て。
木製ピン2本を、左右の穴にしっかり差し込みます。
クロスバーをフレームに取り付けます。
木製ピンがフレームの穴の部分に合うようにして、押し込む。
フレーム側の穴に銀色のクロスナットを差し込みます。
溝のあるほうが見えるように。
クロスバー側の穴には、長いネジ(クロスバー固定ネジ)を差し込みます。
固定ネジを締めていきます。
六角レンチも付属しているので、工具は用意しなくても大丈夫。
銀色のクロスナットの溝が縦向きになっていないと、固定ネジが締まらないので注意。
クロスバーを2本とも取り付けると、それらしい格好になってきました。
次に座面のクッションをフレームに取り付けます。
フレーム中央に4つ穴があいているので、写真のように木製ピンを2本差し込みます。しっかりと。
座面クッションの裏面です。
フレーム側と同じように4つの穴があいています。
幅が細くなっているほうが前(低いほう)になるようにして、穴の位置を木製ピンに合わせて押し込みます。
ひっくり返して、クッション固定ネジ(短いネジ)で固定します。
ここも、六角レンチを使ってしっかり締めます。
次は膝クッションの組み立てです。
まずL字型のアングルに木製ピンを取り付けます。例によって4つ穴があいているので、写真の位置に木製ピンをしっかり差し込みます。
膝クッションの裏面にアングルを取り付けます。
やはり穴が4つ空いているので、穴の位置を合わせて押し込みます。
膝クッションも、クッション固定ネジ(短いネジ)で固定します。
ここのネジを付属の六角レンチで締めようとすると、アングルに当たって回せないのでいらっとします。地道に締めましょう。
膝クッションにアングルを固定したら、いよいよフレームに取り付けです。
フレームに取り付けるための調節ネジです。金属ワッシャとゴムディスクを取り付けた状態で部品袋に入っていましたので、このまま使います。
フレームの裏側から調節ネジを差し込んで、しっかり締めます。
締め方が甘いと、膝クッションが落ちてしまうので注意。
以上で組み立て完了です。
膝クッションの高さは、実際に机に向かって座ってみて調整するのが良いでしょう。
ここまで、写真を撮りながら組み立てても20分程度です。
続いて、専用カバーを取り付けてみましょう。
専用カバーは、本体よりもふた回りくらい小さい、薄い箱に入って届きました。
箱から出してみました。
左側が座面クッション用、右側が膝クッション用です。
裏返してみました。
思わず被りたくなります。
品質表示のアップ。撥水加工のカバーは普通に洗濯できるので、お手入れがラクそうです。
膝クッションのカバーは、アングル部分に輪っかを通して固定します。なので、フレームから膝クッションを外してからカバーを取り付ける必要があります。最初に書いた注意書きは、こういうことです。
座面クッションはフレームから外さなくても脱着可能です。
というわけで、完成しました。
あとは、実際に机に向かってみて膝クッションの高さを調整してみて、座りやすいポジションを探してみてください。
ちなみに、今回紹介したバランスチェアのカラーは、本体がライトブルー、専用カバーがはっ水加工のネイビーです。どちらも良いカンジの色です。またフレームが木製なので、特にナチュラル色の机と組み合わせるとうまくコーディネートできます。
|