気象予報士の資格を取ってもそれを生かせる仕事がなかなか無い、という話を聞きます。確かに民間気象事業者の数はたかだか50社足らずで、仮に各社が毎年2人ずつ求人を出したとしても、毎年400〜500名が試験に合格して新たな予報士が誕生している現状では競争率が高いのも仕方ないでしょう(合格者全員が気象事業者に就職するわけではないでしょうが)。またお天気キャスターなどを目指すにしても、もともと人気の高い職業ですから競争率が高くなるのはやはり避けられません。
全国平均では気象予報士の人数は10万人あたり3.3人、つまり日本国民うちの約30000人に1人が気象予報士の資格を持っていることになります。なかなかレアな存在ですね。県別では、千葉県には全国平均の倍の密度で気象予報士が存在している計算になります。逆に大分県の「気象予報士密度」は全国平均の4分の1以下で、気象予報士の希少価値が特に高い県になっています(10人という数も47都道府県で最少です)。 これでお分かりでしょう。気象予報士として仕事をしたいあなた(特に千葉県民)、大分へ行きましょう。きっとチャンスをつかめるはず…なんですけどねー、理論的には。 |
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