東京・大手町にある気象庁に行ってきました。いや、特に用事は無かったのですが、気象予報士たるもの一度は行っておかないと、みたいな。地下鉄東西線竹橋駅を降りてすぐのところにあります。
まずは気象科学館へ行ってみました。というか、これを見るのが主目的だったのですが。何が展示されているかは気象科学館のホームページを見ていただくとして、なんというか閑散としているというか説明してくれそうな係員の人も見当たらなくて、「気象業務を中心とした総合的なミュージアム」というにはちょっと…な感じでした。ただ、毎週土曜日には気象予報士会の方が説明に当たっているとのことなので、気象科学館が目当てなら土曜日に行くのが良いのではないかと思います。
左の写真は、アメダスの観測機器。積雪計で身長を測ってみようコーナーがあります。 せっかくなので、庁内のほかの場所も探索してみました。1階にある食堂はおなかが空いていなかったのでパスして(残念)、その横にある津村書店という本屋さんへ。普通の雑誌とかも置いているのですが、気象関係の本が超充実。普通の本屋ではまず扱っていないような気象庁や気象業務支援センターが発行している資料が色々と積まれていました。土曜日も営業しているようなので、気象科学館のついでにぜひ。 地下1階にある売店ものぞいてみました。普通のコンビニのような雰囲気の店内なのですが、「下着類」や「お酒とおつまみ」がやたらと充実しているあたりに、気象庁職員の生態が垣間見られた気がしました。ま、24時間休みなしの仕事ですからね。お疲れ様です。
気象庁の玄関を出てちょっと行ったところに露場がありました(非常に分かりづらい写真ですみません…クリックして拡大すると、どれが観測機器かわかります)。天気予報などで発表されている「東京」の気温や風などは、この露場で観測されたものです。見てのとおり、周りをビルに囲まれていたり、すぐ横を首都高速が走っていたりするわけで、理想的な観測条件からは程遠いのですが… すぐ近くに皇居や北の丸公園など緑の多い場所があるのでそちらに移せば良さそうなものですが、場所が変わるとデータの連続性が無くなってしまうので、それもできないんでしょう。難しいところです。
東京近郊の方は、気象予報士試験の受験申請のついでや(気象業務支援センターの窓口は気象庁の近くにあります)、気象予報士の登録手続きのついでに(気象庁の窓口でも受け付けていたはず…確か)、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
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