ここ数年、年の始めには「今年の抱負」というのを立てていたのだが、今年はなにも考えなかった。何故か？ それは、就職したらあとの生活が想像もつかなかったから。そりゃ、ま、確かに就職先は決まってたし、少なくとも技術のシゴトをするってことは分かってたけど、具体的な仕事内容はわからなかったし、それよりなにより日本全国津々浦々いったいどこで働くのかまったくわからなかったし。そんな状態で抱負を考えろというのがムリというもんである。

というわけで、３月までは学生、４月からは社会人という大きな変革を遂げた…筈なのだが、どうもいまひとつ実感が湧かないんだな、これが。理由は２つ。１つは、いまだに研修が続いてて、あんましシゴトしてないということ。そりゃ実感わくわけないわな。そしてもう１つは…仕事の内容が学生時代のバイトとあんまし変わらんのだ(^^; 仕事の規模とか責任とか、それに当然いただくギャラは今の方がずっと大きいんだけど、仕事の中味の本質的な部分はバイトとまーったく一緒だったりするのだな、これが。というわけで、いまのところ仕事の上での不安とかはないし、まぁぼちぼちってカンジ。

ただ、研修終わって１人立ちさせられるとさすがに忙しくなるらしい。となると、日々の生活にしわ寄せが行くかも…というのが下半期の展望。１人暮らしをはじめて２ヶ月、今のところはまぁなんとかやってるのだけれど、忙しくなってきたらメシは作らん掃除はしない…という目も当てられない状況も考えられなくはない。というわけで、ようやく先の見えてきた今、考えてみた今年下半期の抱負はちゃんとごはんを食べる、だ。