わたしは色白である。外でアソブのがあんまり好きでないという「焼かない」のが理由だし、陽にあたっても赤くなるだけという「焼けない」のも理由である。まあ別にそれ自体はどーでもいいことなのだが。
しかし、他人に「色白いなあ」と言われるのはたいそうイヤなことであった。だいたい他人から身体的特徴をどうこう言われるのは心地よいものではない。はっきりいって「放っといてくれよ」という類のことである。
だがしかし、同じことを言われても、そのあとに「いいなあ、うらやましいなあ」と続けられるとハナシは別。ちょっとウレシイ。まあ色白でうらやましいなんて言うのはほとんど女性だけだからそれがウレシイという説もあったりなかったりなのだが。
ま、とにかく、同じことでも言われかたによってハッピーになったり身も蓋もなかったりで大違いなのだよ、というハナシでした。