昔はねー、クルマなんて死んでも乗るかーって思ってたっすよ。オカネかかるし渋滞ひどいしでっかいクルマに1人で乗るなんてムダだし。というわけで、普通なら迷わず運転免許を取りに行くであろう大学1回生の頃に原付の免許を取りに行ったのでした。
で、原付乗り始めると…んー、これはベンリだ。まず、疲れない。家の周りが坂だらけだったから、これは助かる。それに渋滞でもすり抜けできるから、街乗りするぶんにはどんな交通機関よりも速いし。行動範囲も広がって、バイクのおかげでいろんなところにバイトに行けたし。原付を買うのに投資した金額の何倍も稼いだのではないかなぁ。
しかし、長距離はさすがに疲れる。家から学校までの20キロ(笑)を往復すると、さすがに、ね。それに幹線道路を通るときは速度差があって怖いし。小型/中型二輪にステップアップすることも考えたけど、経済効率とかいろいろ考えて…パス。その代わりというわけではないけれど、まとまった時間が取れるうちに、と思って、ようやく運転免許を取ったのでした。AT限定だけど。
乗ってみると、確かにクルマはベンリだ。夜とか雨とか荷物多いとか遠距離とか、原付では辛い状況では確かに利用価値がある。でも…デカい。デカすぎ。原付にすっかり慣れてしまったせいで車体感覚が全然つかめなくて…つい2週間ほど前にも左脇を見事にへこませてしまったよ(^^; まぁクルマに傷がいったところで大して気にしないというアメリカンな思想の持ち主なんで別にかまわないけど…自分でクルマ買うとしたら、小さい小さいミゼットあたりかな〜。