高校2年生の夏休みの8/8、北予備の夏期講座をさぼって海遊館にいきました。ピングーというキャラクターが日本に紹介され始めた頃で5分番組とかやってたころでした。その日は海遊館ホールで生ピングーがやってくるのでした。整理券をもらって生ピングーに迎えられながら会場入りし、ビデオ上映会の後、生ピングーと遊ぼうの司会はソニーのLip'sというアイドルさんたちで、簡単な質問に答えてキャラクターのぬいを賞品としてあげてました。私はそのアイドルさんたちとピングー同じくらい目当てでいっていたのでよかったのですが、どちらもマイナーな存在であったため、どっち目当ての客も少なく、しいていえば、親子連れが少々多かったかと思います。そこまではよかったのですが、ピングーと一通り遊んだ後、アイドルさんのミニライブに移って、ビデオクリップを流したり歌ったりしました。その時点で微妙な空気が会場を満たし、親子連れは困り果ててました。またそれらのつなぎとしてでてきたのが、彼女らのダンスの先生で露出のめちゃめちゃ多い全身タイツで踊り狂うといった、やばいイベントになってしまったのです。そのとき僕は「となりのトトロ」をみにきて二本立ての「蛍の墓」を見てロビーで嗚咽していた若いお母さんとこどもの群を思い出していました。あれから7年。ピングーグッズでないものはないほど増え、そのアイドルの一人はNODAMAPの芝居にでるほどになりました。世紀末です。その時30位いた客のうち4人に後に知り合いになりました。不思議なモノです。