映画はあまりまとめて見るもんじゃない。というのが僕の定説。一時期、日に3本とかみて暇をつぶしていたのだが、ある時スピードとフランケンシュタインをナビオでやっていて続けて見て食い合わせの悪さにへとへとになったことがある。となりのトトロを目的で見に行った小さい子をつれた若いお母さんたちが同時上映が蛍の墓だったため、ロビーで嗚咽していたのを思い出した。泣ける映画が僕が本当に好きな要素で、トイストーリーなんて、何であんなに日本では評価が低かったのかもったいないと思います。
見る環境というのも大事で(一緒に見に行く人選びも重要だ。)、アメリカ映画やのに近所で豚まんのにおいを振りまかれるのはつらいし、ものによるけどリアクションの大きい客が近所にいるとさめる。芝居も一緒だけど。キャプテンスーパーマーケットディレクターズカット版(死霊のはらわた3)は、難波で見たが会場みんなが声を出してつっこんでいて一体感があって人生観を変えられた。
羊たちの沈黙を昼間見に行ったら、がらがらでさみしーく数人の映画館で見ていた。フォスターが犯人の家に入るシーンをびくびくしてみていたら、いきなり頭上から足が降りてきておもっきりけられ、心臓が止まるかと思った。外回りのサラリーマンが涼み&寝に空いた映画館に入り、前の席に足を乗せただけだったが、その席には僕が座っていた。
しかし、日本の映画代は何であんなに高いんだろう。おもろい映画おもんない映画で値段があんまり変わらないというのも腹立つ。まあ、ほんとに最悪の映画を見たときはお金返せと思うよりも、時間を返してほしいと思う。今までいくつもそういう映画を見てきてしまったけど。
みなさん今まで見た映画で最低な映画ってなんですか?
ぼくは掃き溜めの悪魔です。あと、最近おすすめの映画はバスケットケース。以外と知られていないのでびっくりしました。ホラーなんですけど。