「 First access 」
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http://www■
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/
ここには、日本最初のホームページがあります。初発信は、1992年の事だそうです。「yahoo!今日のオススメ」で紹介されていましたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。インターネットは、そんなホームページが無数に集まって出来ていて、その数1億とも言われています。おっと、インターネットはWWWだけじゃ無いとか、メールはどうなるんだとか、IEなら回線に繋ぐだけで勝手にMSNへ行っちゃうやん。なんてヤボな事は言いっこ無しっすよ。
インターネット接続環境を手に入れ、初めてインターネットに接続し、ホームページを見ようとした時、「http://www」に続いて打ち込んだ文字列を覚えているでしょうか。また、初めてインターネットにアクセスした日を覚えているでしょうか。どちらも覚えていなかったとしても、初めてブラウザにホームページが表示された瞬間の、感動にも似た感激は、誰もが覚えている筈。
今ではパソコンの電源を入れ、ブラウザのアイコンをクリック。これだけでインターネットに接続出来るようになっている私のパソコンも、ここまでの環境を整えるには、血と汗と涙と感動の物語がありました。何故なら、私は永遠のド初心者であるのです。更に、パソコン音痴でもあります。どのくらい初心者かと言えば、窓98が出ました。って言われれば、何の迷いも疑いもなく速攻でインストールし、IE5が出ました。って言われれば、なんのためらいも無くさっさとインストールしてしまうぐらいの初心者であり、更に、どれくらいパソコン音痴かと言えば、不意にウインドウズが動かなくなってしまった時は、迷わず電源切(ぶち)を強行。そして祈りの儀式(レベル4)を行いながら再度電源を入れます。この祈りの儀式(レベル4)は、かなり強力な祈りなので、願いは9割方叶います。ですので、9割方、無事にウインドウズは再起動します。儀式は、ビルゲーちゃんの方を向き45度の角度でお辞儀をしながら行うのがコツです。残りの1割方は失敗したと言う事になるかも知れないのですが、その失敗した原因の9割方は、げーちゃんに足を向けて儀式を行ってしまった事によるらしいです。
そんな私が、インターネットの存在を知ってから実際にファースト・アクセスが完了するまでには、実に構想だけで1年かかりました。当時(1997年)の構想では、インターネットに接続できる環境が整った暁には、超高級ワインを片手に、自宅にいながらにして、ビジネスの情報はもとより、日本、いや、世界の動きを敏感かつ随時にキャッチし、ライバルや、友人に差を付け、尊敬かつ羨望の眼差しを集められるだろう事を確信していました。
しかし今、”人気者”ならば、三流一般人とされてしまいそうなワインをキーボードにこぼしながらインターネットしているモニターの周りには、あちらこちらのIDやらパスワードやらを書き留めた付箋紙が貼られ、画面に映るのは、あちらこちらの掲示板の様子。もちろん、健康優良成人男子のみが入室を許されるホームページにも、入室資格有とされるなら、入室しない理由はないので、どんどん入室してしまっている。こんなだから、誰かに見られたりしたら、駅の一番前の方で、入ってきた京都行き普通電車に飛び込むしか無い状態になっている「お気に入り」も常備。
と、このように、構想だけで1年を費やした私のインターネットで大作戦は、制作2年目にしてようやく完成の域に。。えーっと。まぁ、いいや。それでもインターネットは、おもしろい事がいくらでもあるから。