「キムタクだって夢を見る。が、1.2倍で1番人気」

　夢は、叶える物。と言う考えと、夢は、叶わないから夢。と言う考えは、単純に判断するならば、前者はポジティブな考えであり、後者はネガティブな考えだ。だが、この世の全ての前向きな考え事共がポジティブとは言えないのならば、この世の全ての後ろ向きな考えがネガティブとも限らない。まさに喜怒哀楽紙一重の人の心情所以を表すに、「夢」と言うこの言葉は、まさにそれを一字にして最も良く表した言葉ではあるまいか。叶う夢も、叶わぬ夢も、虚しい夢も、手の届く夢も、違いはあれど、同じくして向かい、目指す物でありますし。

　さて、夢と言えば、私は夢を見ない。この場合の夢は、寝ている時に見るあれ。熟睡しているのか、忘却力が豊かなのが原因か、夢を見たのは忘れるほど前の事になる。その時の夢は、自分がハゲてる夢だったけれど。鏡みて、ドライヤー使ってたら、髪の毛がぐわさぁ！と数百本単位で抜けて、その毛根がまた細いんだ。んで、げー。っと思って、鏡みたらハゲてるんだ。しかも前の方から。あれは恐怖だったなぁ。その前は、なんか喰ってるんだけど、味がしない。それがまた、バクバク喰ってるんだけど、やっぱし味がしない。味覚障害か？いかんぞ、まだあれも喰ってないし、それも喰いたい。あかんぞ。なんて、やけに冷静になんか喰ってた。味はしなかったけど。さらに記憶を呼び覚ましてみると、ずっと以前、よく見ていた夢がありました。なんか、走ってる自分がいて、飛べそうな感じで、賢明に飛ぼうとしてるんだけど、もう、あとちょい。ってトコで飛べないで走り幅跳びにしたら、数十メートルは飛んでて世界記録だ。ってくらいのトコまで飛べるようになったトコで目がさめる。そんな夢を数回見ました。しっかし、こんな夢を見てる時は、すげぇ暴れてるんだろな。なんせ走ってるんだし。飛び跳ねてもいるかも知れない。ご近所のみなさんすいません、このドアホが寝ながら暴れよるんですわ状態。けど、悪気は無いのです。良気も無いけど。

　とりあえず、今日は良い夢を見られるように、枕の下に、あれをこうしてそんな事まで！な物でも置いて寝よ。