「日本と人混み」
私は、日本が好きです。他の国で住むとか、考えた事はあまりありません。すぐに、日本は、アメリカや外国に比べると。。と、言われますが、それは外国の良い所しか見ていないからでは無いでしょうか。どこの国でも、問題は必ずある筈です。それに、なんの保護も規制も秩序も無い、なんのアテも何もない所へ、いきなり放り出されて、「さぁ、生き延びてみろ」ってもし言われても、私ならまず生きて行けないでしょうし、生きて行く自身はありません。自由と言う物が一番厳しく辛い物と知りながら、それを、皆欲しがりますが、自分勝手と自由ってのは、似て非なる物で、実際は全然違う物だと思うのですが。
さて、堅い話はこの辺でおいといて、日本で一番好きな街は?と聞かれれば、それは大阪です。それも、市内ど真ん中。梅田や、ミナミと呼ばれるあたり。静かな所も好きですが、そういう、騒々しい人混みの街ってのも好きです。人が一杯いる所へ行くと、いろんな方向へ歩き、いろんな事をしてるのを見てると、なぜか凄く気分が楽しくなります。人並みに酔うって感覚も好きです。ちょっと変ですけど。いつも自分が中心にある色々な事に対する思い、考えが、ふっと解かれるのが良いですね。人間にも本能的に持つテリトリー(縄張り)の範囲と言う物があって、それが直径で何メートルくらいかは忘れましたが、それが確保されている時と、確保されていない時では、精神状態が全く違う。ってのがありますが、そんな、テリトリーが確保されていない時の精神状態が好きなのかも知れません。