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たまご
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「たまごバトル」

 「たまご」と聞いて、パッと思いつくのは、鶏卵でしょう。生でよし、焼いてよし、ゆでてよし、温泉たまごもまたよしで、凄く身近な食材でもあり、普段お目にかかる事が最も多いたまごは、鶏卵だと思います。そんな、たまご(主に鶏卵)についての、情報を得るなら、

 http://village.infoweb.ne.jp/~takakis/

の、「たまご博物館」が最適。ここで分からない事は無いと言う程に、たまごのデータがぎっしり、しかも閲覧しやすく仕上がっています。「たまご自体の大きさと卵黄の大きさは比例しない。たまごが大きくても小さくても、卵黄の重量はほとんど一定である」など、豆知識を得るにも最適。

 さて、そんなたまごの専門的な事は、上記のホームページの解説におまかせするとして、ここからの、key☆彡的コラムによるたまご考察としましては、ざるそばにおける、ウズラたまごとの戦い。と、言う事について述べて行きたいと思います。夏などに、ざるそばなどを注文すると、ウズラたまごが添えられて来る事があります。また、コンビニ売りのパックもりそばにも、グレードをアップする為に、搭載されている事があります。

 しかしこのウズラたまご。そばつゆの中に入れるにあたって、かなりの高等技術を必要とします。鶏卵ならば、コン!パカ!ってな感じで、見事に殻を取り去ることが出来ますが、うずらたまごに関しては、この、鶏卵における殻の撤去方は通用し無い場合が多く、誤ってつゆの中に、殻の一部を落下させてしまう事もあります。また、そばつゆは、きっと誰かの陰謀だ。ってくらい黒い為、いったん殻の一部がつゆの中に落下し、最悪それが沈んでしまったなどとなった場合、その捜索に多大な時間を必要としてしまいます。

 主に格好良くキメなければ行けない事が多い、デートの食事の時に、うずらたまごの殻がそばつゆに沈んでしまった。などと言う事が起こると、捜索には時間制限が発生しますし、最悪、捜索そのものをうち切らなければなら事態に陥ってしまう恐れも出てきます。あるいは、それが原因でフられてしまう恐れも出て来ると言う、その姿かたちからは想像出来ない程の破壊力を秘めたたまご。それがうずらたまごなのです。そばつゆと連携されると、その破壊力は、天文学的数字にまでなります。来年の夏は、くれぐれも、うずらたまごの破壊力をあなどる事無く、心して戦いに挑んで下さい。

(1999.10.28)

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