活字中毒になりかけた事がある。ほんの数分でも時間があくと、何かを読んでいないと調子悪いのである。たとえそれが興味のないパンフでも、目を通していると安心するのだ。最近は中毒から離脱したのだが、パンフなどを読む癖だけが残ってしまった。 本は当然好きである。多少の脚色はあるにしろ、作者の思考をよく受け取る事ができるからである。これが僕には楽しい。視覚に訴えるメディアはわかりやすいが、やや押し付けがましくかんじる。目でただの文字の羅列から、頭に世界を創りあげていく本にかなう事はしばらくはあるまい。…メディアの発達に伴って活字離れをよく耳にするが、まだしばらくは大丈夫ではないかな?だって本はおもしろいよ!