初めて見た時は木枠で足がついてたのに足がなくなって、チャンネル変えるダイアルもなくなって、最近は厚みまでなくなってる。増えたのは横幅と走査線くらいか。
30年前くらいまでは一家に一台が20年前にはリビングとダイニングに、10年前からは個人に一台(言い過ぎか?)、数年前からは車の中にと、かなりの普及率だ。それもそうだろう。「テレビなんてほとんど見ない」と言っている人の家でさえテレビはある。
よく見る人なんか、朝起きて家を出るまで、帰ってきたら夕食食べながら、お風呂から出て寝るまでのひととき、と特に用事が無ければテレビがついている状態の人もいる。
私はと言えばまさに前者である。しかも、ほとんど見ない割には買う時にはやはりいいものをなどと、当時学生の分際で当時10万円ほどする25インチテレビを買ったものだ。3年もすると同程度物5万円程度で販売されていて泣いたものである。
まさにメーカーの格好の餌食、消費者の鏡というべきであろう。
家電製品とされているけど、他の家電製品とは一味違う機能を持っていると思う。一味違う機能ってのは「拡張性」だ。ビデオデッキを繋げば映画は見れるし、ゲーム機を繋げばゲームも出来るし、Webも見れてしまう。
エンターテイメントの王様と言っても過言ではないだろう。