昔の小学○年生などという雑誌に「21世紀はこうなる」なんてタイトルの特集の挿し絵といえば、地球では高層ビルの間をパイプが張り巡らされ、パイプの中にはリニアモーターカーがはしり、宇宙船が空港から飛び立ち、月や火星の都市へと飛んでいく。そんな挿し絵を見たことはないだろうか？

21世紀まであと1年と少しだがあの頃の空想に科学はどれだけ近づいているのだろう。

先日、某所にて宇宙博のようなものが催されていた。まあ、良くある夏休みのお子様向けのパネルや月の砂、宇宙服などの展示で無料招待券でなければ誰も来ないだろうと思われるような内容だった。内容は大した事がなかったのだが、主催、協力、アンケートがすごかった。

主催：宇宙○発事○団 協力：某ゼネコン

アンケート内容：
１．あなたは宇宙旅行に興味がありますか？どれくらいの費用なら行こうと思いますか？下から選んで下さい。
　　　　1. 500万円以下 2. 500万〜1000万円以下 3. 1000万〜1500万円以下
２．宇宙旅行の際、宇宙ホテルに泊まりたいと思いますか？泊まるなら費用はどれくらいが妥当と思われますか？下から選んで下さい。
　　　　2. 1500万円以下 2.1500万〜2000万円以下 3.2000万〜2500万円以下

子供の頃の21世紀のイメージはそのまま現実味を帯びてきた。