初めて自分で読もうと思った本は「怪盗アルセーヌ・ルパン」シリーズであった。
それまでは両親が漫画本でもいいから読んでほしいと願うほど本を読まなかった。まあ、そのあと両親の願いがかなってか山ほど漫画本を読むようになったわけだがそれはそれでおいておこう。
アルセーヌ・ルパンシリーズを読むきっかけはやはり、当時放映されていていまだにNTVが年に一回ほど2時間物を作っている例のあのアニメがきっかけである。もちろん内容は全然異なるものだったがなかなかにハマッてしまい、結局少年向けで出版されている全巻を読破してしまうわけである。このあと、シャーロックやポワロに走らなかったのはやはりその程度の知識と読書欲しかなかったのであろう。
「〜〜物」というジャンルではまったのは「SF」だった。高校・大学と読み漁ったものである。
今はというと年に数冊読めばいいほうだろう。なかなかに忙しく、読む気力がないのだ。
本がある生活というのは余裕のある生活なんだとつくづくおもってしまう。