もうすぐ夏至です。夏至とは1年のうちで昼間がいちばん長い日のこと。国立天文台の暦要項によると、今年の夏至は6月22日(日曜日)です。
ちなみに、春分・秋分の日は昼と夜の時間が同じ、つまり12時間ちょうどになるはずですが、実際には昼のほうが数分長くなっています。これは、日の出・日の入りが「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」として定義されているため、太陽の大きさのぶんだけ昼が長くなっているというわけです。
(1)東に行くほど日の出・日の入りの時刻は早い (2)夏期は北に行くほど昼の時間が長い(日の出は早く、日の入りは遅い) というルールが成り立ちますので、北東〜南西に延びる日本列島では、(1)と(2)の相乗効果で釧路と那覇の日の出の時刻に2時間の差が生じています。逆に日の入りの時刻については(1)と(2)の効果が相殺するのでそれほど差がありません。 それにしても、これだけ日の出の時刻が違えばバイオリズムに影響を与えそうなものです。時差ぼけと言えば海外旅行を連想しがちですが、国内旅行でも気をつけたほうが良いかもしれませんね。 |
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