いよいよ第21回気象予報士試験が目前に迫ってきました。この時期になると、過去問なんて全部手をつけてしまったという方も多いのではないでしょうか。もう一度過去問に挑戦して完璧にするのはもちろん大事ですが、たまには気分転換に新鮮な問題を解きたい…という方にこんな問題を。それは、大学入試センター試験。 新聞に載っていた問題を見て「おお」と思った方もいるかもしれませんが、センター試験の中でも「地学」の科目では気象の問題が毎年出題されています。例えば今年の試験では、地学IAで大気中の水蒸気が気候に与える影響を問う問題など、また地学IBでは高層天気図を示して気圧傾度力について問う問題など、気象予報士試験に出てもおかしくないような問題が並んでいます。また昨年の試験でも、南半球における低気圧と前線の関係など、ちゃんと考えないと解けないような手ごわい問題が出ていたりします。たかがセンター試験とあなどるなかれ。 かつては受験の過去問といえばずらっと並んだ赤本から選び出して…でしたが、最近はインターネットでセンター試験の過去問を参照することができます。便利になったもんです。というわけで、2000年以降のセンター試験(本試験)の地学の問題から、気象予報士試験に関係ありそうなものをピックアップしてみました。
1999年以前の問題や追試験の問題も載っていたのですが、調べるのが大変だったのでとりあえずこのくらいで勘弁を。まあセンター試験といえば高校で習う基礎レベルの問題なので、気象予報士試験に向けて勉強を積んできた方にとっては楽勝だと思います(ですよね?)。この問題ではずみをつけて、気分良く試験に挑戦してきてください。 |
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