今年は花粉の飛散がそれほどでもなかったようで、ほっとしている方も多いのではないかと思いますが、花粉症の次は紫外線の脅威が待ち構えています。紫外線対策は真夏だけでなく春から準備しないと…というのも最近では割と常識になりつつありますが、今日はそのあたりのお話を。
そも、紫外線とは?
可視光線と紫外線の違いは目に見えるか見えないかの違いだと言いましたが、紫外線は浴びると皮膚ガンを引き起こす原因となるなど人体に影響を及ぼすことは御存知のとおり。人体に影響どころか、あらゆる生物にとって紫外線は有害です。これは紫外線により細胞核の染色体が破壊され細胞の増殖が不可能になるから…らしいです。
紫外線といえばオゾンホールの影響が…と思いがちですが、紫外線を吸収しているのはオゾン層だけではありません。高度数百キロメートルの熱圏や中間圏の大気でも紫外線は吸収されており、地球上の人間や生物を守っています。また雲によっても吸収・散乱されるため、地表における紫外線の量は、曇りの日は晴れの日の6〜7割、雨の日は2〜3割程度まで減少します。
紫外線のシーズン
紫外線から身を守るには紫外線から身を守るには、当たり前のことですが、太陽の光を浴びないように努力するのが一番でしょう。昼間は一切外出しない、というわけにもいかないとは思いますが、太陽が高く昇っている時間帯を避けるだけでも随分マシでしょう(太陽が真上から射すより斜めから射すときのほうが紫外線量が少ない)。あとは半袖より長袖、服や日傘は白より黒…暑苦しく感じますが、あとで後悔しないためには我慢ガマン。
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